八ヶ岳日帰りはちょっときついので、前日19時に出発し、途中SAで車中泊。3時半に再出発し。
4時半に登山口到着。
この登山口にたどり着くまでが、かなり細いオフロードで、途中から4WDのみしか入れない看板があります。
心して、挑んだつもりでしたが、かなり悪路で正直ビビりました。
さすがの私も、ここを運転する度胸はまだなくww旦那様にお願いして、悪路を進むこと30分・・・・
ようやく登山口にたどり着きました。この道、対向車が来たら、完全アウトです。
もしもここから挑みたいという方は、対向車とすれ違いにくい時間を選んでくださいね。
駐車場は8台くらいのスペースでしたが、1台も停まっていませんでした。
5時。身支度を整え、いざしゅっぱーーつ。
風がかなり強いです。そして、寒いです。そして、霧の中です。
ようやくついたわりに、テンションが上がらないのは、この誰も通らない悪路が不安だったのと、朝早く、まだコンディションが整ってなかったのと、この先行き不安なお天気のせい。
天気予報をなんどもチェックしてこの山を選んだんですが。
山の天気はなんとやら、予報通りにはいかないか。。。っと眺望は完全に諦め、雨に降られなきゃいいなっという思いで、登ります。
山道は歩きやすく、起伏も激しくないのに、なんだか息が切れる。いつもより重たい荷物を担いでいるせいもあるかもしれないけど。
標高のせいなのか??ゼイゼイハァハァ・・・・・・・・・・・・いつも登り始めが一番しんどいけど。にしても、しんどくないか???
山のプロ、マナスル山荘の山口さんのブログに
登山中の心拍数についての記事がのっています。
これを参考に、とわいっても、心拍を計る余裕はないので、話をできるを目安に、登ることにしました。
途中から10歩歩いて、息を整え、また10歩いって一呼吸。
これじゃ、子連れ登山と同じペースだなぁ。。。っと自分が情けなくなりましたが。無理せずゆっくりを鉄則に。一歩一歩登ります。
本沢温泉につく少し手前にテン場がありました。5張りくらいテン泊してるからがいらっしゃいました。
ここまでなら、担げるかねーーーなんて、旦那と話してましたが、ここまで担げても、この上にはまだいけないかwwwっとすぐに諦めモードに。
いつかはテント泊!!!っと目標にはしていますが、なかなか体力が伴わないんですよね。月一で低山ハイクをコンスタントにしていても、これ以上先の体力となると、日ごろからのトレーニングをプラスしないと難しいのかな。
あとは、重いものを担ぐ練習ですね。一歩一歩。
本沢温泉につきました
山小屋前のベンチで、朝食のおにぎりを食べます。
山小屋の主人が、声をかけてくれました。なにか必要なものあるかい??って。
こんな時間から、空いているとは思ってなかったので、自分で用意してきたので、ここではトイレを拝借しただけです。
さぁ、腹ごしらえをして、上に行きましょう。
ここから10分くらい歩いた場所に、秘湯の露天風呂があるのです。帰りに入るつもりで、バスタオルやら水着やら登山に全く関係ない荷物を担いで登りますww
ちょっと覗いてみたら、男性が入ろうとしていたので、すぐに退散。
テント泊して、朝風呂なんて贅沢だなぁーーーー。また、妄想を膨らませ。。。
楽しみは後にとっといて、さきに進みます。
日陰は残雪がある個所もありました。
歩きやすい山道です。子供でも安心して歩けます。
しばらく歩くと、山彦荘が見えました。
ここでも小休憩。トイレを済ませ、甘いものを食べ。。。
八ヶ岳は、要所要所に山小屋があり、トイレもあるので、子連れでも歩きやすい山です。
ルートによっては、危険個所もたくさんありますが。
無理にピークを目指さずに、ルートさえ、間違わなければ、1泊2日でのんびり山歩きするのもいいなぁっと。
次回はかほすけを連れて歩こうかねーーなんて話していたら。
父と息子の2人組が登ってきました。
あーどこか山小屋に泊まってきたのかなあ、父子で登山なんてなんだかかっこいいよね。ってひそひそ話しながら、同じ時間を少し共有し。
互いに、硫黄岳を目指します。
後々、、、、友人から、私と同じ時間に同じ場所から硫黄岳のPICをアップしていたブロガーさんがいたよーーなんて、話が出て。
へー偶然だね、なんて話していたのですが。
今日この記事を書く前に、あ、そういえば???っと思ってその方のブログを、覗いていたら・・・・・・・・・・・・
なななななんと!!!
まぁ、あの時のあの少年!!!!
その証拠に、息子さんがおにぎりを食べている背後に、無造作に転がっているザックは。
わたしのじゃぁないですかーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
有名ブロガーのみーぱぱさんとみー君だったのです!!!
一人興奮冷めやらないわたし。
あー、このとき話しかけようかどうしようか悩んでたんですよ。
おいくつですか??どこからのぼってきたんですか??って。
あーーー、話しかけとけばよかった。
っと、今さら後悔しても遅いですが。山の世界も、キャンプの世界も狭いなーーーっと。
そして、ブログやIGのつながりにびっくりですよね。
そして、小学校高学年のたくましい山歩きにほれぼれ。
かほすけは、いくつまで付き合ってくれるのかなぁなんて、考えてみたり。
この時は、まだ、硫黄岳は霧の中、ふっと雲が切れて硫黄岳が覗かせることはありましたが、風が強く、肌寒い。
さぁ、あと少し登るか!!っと気合を入れていざ山頂へ。
このあたりから森林限界に達して、景色ががらりと変わります。
ガレ場ですが、歩きやすい道をゆっくり登ります。
ふっと、空を見上げると、分厚い雲がすごい速さで流れて、真っ青な、青空!!!八ヶ岳ブルーが迎えてくれました。
うぁあああああああ。
たぶんこの景色をみた人たち、みんな、足を止めて空を眺めたんじゃないかなっておもうよう。
ドキッとするようなブルー。
正直、景色は諦めていたので、すごく感動しました。
気持ち良すぎて、写真をせがむ夫。子供です。
ずっと眺めててもあきない景色。
流れの速い雲が、いろんな景色を運んでくれて。もう疲れなんて一気に吹っ飛びました。
大迫力の硫黄岳爆裂火口。
山頂到着!!!!
まさに絶景。
旅行が大好きで、若いころからいろいろ旅してまわってきましたが。
こんなに感激する景色は山にしかないよねっと、夫婦で語る。
北海道の大地も、沖縄の海も、ハワイの空も、素晴らしすぎるくらいきれいだけど。
やっぱり、日本の山は素晴らしいと思います。きっとそれは、頑張って登った先にある景色だからでしょうけど。
写真は景色のほんの一部を切り抜いただけなんです。実物は1000倍きれいです。
同じ日の同じ時間帯に、八ヶ岳連峰の権現岳に登頂した、FBでつながっている親子山学校の生徒が、この景色をみて
『やまってきれいだね、ダイヤモンドよりもきれいだね』っといったそうです。
子供の心にもしっかり刻まれてくれるような、そんな素晴らしい時間でした。
みーくんもきっとずっと忘れないんだろうな。
そして、あの景色を共有できた人がいたことが、何よりうれしいですね。
山頂で、コーヒーをいただき。しばらくぼーーーーっと雲を眺め。
後ろ髪ひかれる思いで、下山します。
山の稜線がきれいです。
夏沢峠に戻り、山彦荘で昼食にします。
すんごくおいしかった。汁まで飲み干す勢いです。
素朴な山小屋で、ここにはヤマネとモモンガが住み着いているらしいです、残念ながら今はまだ冬眠中。
あと数週間で、目覚めるんじゃないかなと山小屋のご主人が話してくれました。
子供は喜ぶなぁ。いつかここに泊まりに来ますね。
素敵なランタン達。ミーハーキャンパーのコレクションとは違って、これが生活の一部なんだなと。
山の暮らしを、再認識しました。
窓辺に小鳥が。いやーー。ここだけ時の流れが遅いんじゃないかと錯覚するような、独特の雰囲気を満喫して。
本日のメインイベントの野天風呂が待っています。
先を急ぎましょう。ご主人にまた来る約束をして。
下山下山。
来た道を下ります。
私は下りが得意なのですが、旦那は苦手で、ひーひー言っています。
若干優越感を感じながら、だいじょうぶ???っと言ってあげますwww
野天風呂の看板をいったんスルーして、一度本沢温泉の山小屋まで戻ります。
山小屋で野天風呂台600円を支払い。
一応、女性なので、水着を着たほうが皆様のためかなと思い。
山小屋で着替えさせていただき、水着を下に着て。
すぐに脱げるようににセットして。
また、10分かけて登る。
誰もいないといいなぁ。
野天風呂というくらいなので、
川岸にポカンとわいてるただの温泉。
脱衣所も、壁もなんにもありません。もちろん混浴です。
夏場は渋滞してるらしいですが、風呂に入っているのをみんなから見られて、待たれるのは、ちょっと勘弁ですねwww
じゃじゃーーーん。だーーれもいない!!!やったーーー。
すごい勢いで入ったらめっちゃ暑かったですがwwww
川の音と、見上げる爆裂火口と、青い空、自然の中に溶け込んだ感じで。
誰かいたら恥ずかしいななんて気持ちは、吹っ飛びますね。
きーーーーーもーーーーーちぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーー
まさに、秘湯。
30分くらいのんびりして。さぁ、帰らなきゃね。
今回の山行は何から何まで、最高でした。
たまには夫婦水入らずも、ゆったり会話ができて。いいもんです。
駐車場に着いたのが15時半
ここからまたドッキドキの悪路を通り、無事に帰路につきました。
初めての八ヶ岳。
ずっと行きたかった八ヶ岳。
もうすっかり、取りつかれてしましました。
また、近いうちに行くことになるとおもいますwww
お、し、まい
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