入笠山は、長野県の諏訪周辺にある山なので、ちょっと日帰りではきっつい距離です。
なので、前日20時半に自宅をでて、登山口に23時着。そこで車中泊。4時起床。5時出発。
とまぁ。最近は手慣れた車中泊。
エレメントは我が家にとっとはもはやキャンピングカーです。なんとまぁ快適な睡眠なのでしょう。
グッズり寝て。おにぎりをほおばり。
標高1500m超えなので、まだまださむーーーーい。
けど子供たちは、元気いっぱい。
今日も張り切って登るぞーーー!!
軽快な足取りで、ぐんぐん進みたいところですが。歩きだしが一番しんどいのと、ペースをキープして歩き続けることが大せつなようなので、少しゆっくり目に歩きます。
静かな登山道。入笠山来るのは3回目ですが、ここから上ったのは初めて。いつもゴンドラで上まで上がっちゃうのですが。
今日は、ゴンドラが動く前に登り始めるため、えっちらおっちら歩きます。
早朝の誰もいない山!!!すがすがしい。
太陽と共に上へ上へと進みます。
しばらく行くと、長男Rが
静かにしてーーーーっと小声で言って言います。
???なんかいるの???っと聞いたら、
『カモシカ』っとまんべんの笑みでこたえます。
よーーく見ると、木の影に、でっかい動物が!!!!!
写真ではよく見ていたカモシカですが、実物は初めて!!!
すごーーーい、本物だーーー!!!
しばし、双眼鏡で観察。カモシカもこっちを見ています。
少し、進んでは、私たちが歩くのを待ち、また少し進んでは、待ち、まるで私たちを先導してくれるかのように、一緒に山を歩きます。
鹿というけど、山羊に近いと思ってしまったのは、山羊にやたら詳しいからでしょうか???
想像以上にでかかったです。最初、長男Rは、クマが出た!!!っとめっちゃビビったそうですwww
あれくらいのクマがいてもおかしくないなっていう大きさと色合いです。
《ここで豆知識》
Q クマにあったらどうしたらいいでしょうか??
A 目を見て『あっち行って!!!』っといえばいいそうです。
クマも人間には近寄りたくない。できれば関わりたくない、なので、そこを過ぎ去るタイミングを見計らっているそうです。どっちが先にその場を去るか。。。あっちってっといってもどいてくれなければ、静かにその場を離れましょう。(ツキノワグマに限ります。北海道に生息するヒグマはとても危険です)
Q カモシカにあったらどうしたらいいでしょうか??
A 笑顔で手を振ってください。
カモシカは好奇心旺盛な動物。こちらが興味を示せは、着いてきてくれたり、近づいてきてくれるそうです。草食動物で危険ではないので、近づいても大丈夫です。何の興味も示さなければ、すっとその場を去ってしまうようです。
↑ ↑ ↑
後程、マナスル山荘の山口さんから教えてもらった話です。
興奮冷めやらぬ御一行。しばらくしたら、カモシカさんも、飽きたのか、どっかへいってしましました。
貴重な経験。早朝山歩き、やっぱりいいですね。
入笠湿原に出る手前の道を、外れて歩くと。お目当ての秘密の場所が現れました。
事前に、山口さんに朝食を食べる場所はどこがいいのか聞いてみたところ、今、誰も見つからない場所で、ひっそりとクリンソウが咲いているとっておきの場所があるよ。
っと、教えてくれていて。言われたように進むと。
うわわわわぁぁ。なんてすてきな秘密の場所!!!ってな雰囲気。
桃源郷とはこういうことをいうのかねーー。っとYちゃん。なかなか詩人です。
車中泊だというのに、前日パンケーキを焼いて持ってきてくれたYちゃん。
いつもおいしいお菓子やパンをありがとう。
だれにも見つからない秘密の場所で、朝食にパンケーキとコーヒー。癒しです。
よく、友人に、休みの日に山登りなんて行って疲れない??休みの日は休みなよ。って言われますが。
休んでますよーーーー。誰よりも。みんなこういうことをに来て、休めばいいのになって、思うんですがね。
なかなか、受け入れてもらえないようでwww
さぁ、おなか一杯になったら、入笠湿原へ!!
ここから5分くらいあるいたところです。すぐに道が開けます。
見事な緑!!!!そして、アップで見ないと見れないんですが、スズランが満開です。
びっくりするほど、小さい花で、最初、あれ??スズランどこに咲いてるの???って思っちゃいました。
この時期が入笠山は一番人が来る時期らしく。8時のゴンドラ営業時間と共に、わんさか人が押し寄せます。
冬はスキー場、富士見パノラマリゾート。夏は花の100名山としてたくさんの花をみせてくれる観光の山です。
初心者でも40分も登れは山頂につける手軽なハイキングコース。
なので、ここの場所に誰もいないってことが、奇跡的なわけなんです。木道が、渋滞するみたいですから。
早起きは3文の得!!!!湿原独り占めーーーー!!!!
青、緑、オレンジすべて自然の色です。なんて鮮やかなんでしょう。
一応、前々日まで雨予報たっだんですけどね。快晴。素晴らしい。
存分の早朝湿原を満喫したら、とりあえずは、ピークハント。
入笠山の見どころ花の次は、360度素晴らしい眺望。
もうちょっと、登ります。
途中、珍しい高山植物をぱしゃり。名前聞いたけど、やっぱり忘れた。
だんだん、2人とも山歩きがたくましくなってきたね。要所要所、助け合いながら。
この2人は、いつまでこうやって、肩を並べて育ってくれるのかな。本当に、兄弟の様です。兄はかほすけです。姉ではありませんwww
つつじも満開。
結構急な斜面です。
あーーここ雪道を歩いた時と、全然違うなぁと。
四季を感じながら。
あ、冬の入笠山の記事書いてないんだ。近いうちに書きます。
さぁ、もう頂上だ。次男Tに目をつぶってっといって。頂上の真ん中に着くまで、先導します。
3.2.1
いいよーーーー!!!
っと目をあけたけど。
ん??なにがあるの??
あれ??
おかしいな???
今まで青空をのぞかせてたので、360度大パノラマが拝めるとばかり思っていた私とかほすけ。
まぁ、そこそこきれいだったんですが。
なんか、ガスってすっきりしない。
こんなんじゃないんだよーーーー。もっとすごいんだよーーー!!!
見せてあげたかった。。。。ちょっとがっかりですが。
またこよ。
休憩をとり。
大阿原湿原へ向かいます。
一周30分の湿原をぐるり。
そこから、楽しみしていたマナスル山荘へ向かいます。
今日のランチはここで!!!
ただいまーーーー!!!そんな雰囲気でいつも迎えてくれるマナスル山荘。
ここにお世話になるのも3回目。
今回は宿泊できないのが本当に残念ですが。
美味しすぎるランチをいただきます。ソースかつ丼。
間違いないお味。ここが山小屋だということを忘れてしまいます。
焼き立てのパンもたくさん置いていて、胃袋があと3つくらいあればいいのにと自分が山羊でないことを本気で悔みます。
前回買って帰ったジャムがめちゃうまだったので、なくなったらまた買いに行こうねっと家族で決めていました。
今回パパ不参加だったので、ジャムを買ってくる約束をし。残り一個の手作りジャムをゲット。
(買ったのはいいが、その辺のパンにつけて食べるのがもったいなすぎで、おいしいパンをどこで買おうか悩み中のため、まだ未開封)
そして、ランチの混雑時だというのに、山のあれこれを丁寧に指導してくださる山口さん。
まず、登山靴の正しい履き方。
これじゃーーわっかんねーーよ!!!って声がきこえてきますが。
文章で説明するのは、ちょっと無理ですwww知りたい方は、マナスル山荘本館へ足を運んでくださいwww
これ、正しくはくと、靴の重さをほとんど感じずに歩くことができます。
疲れもかなり軽減されるんじゃないのかな。。。
続いて、ザックの正しい背負い方。
これも、文章ではなかなか。
それと、慣れもあると思うので、毎回正しい位置に背負いなおす練習が大切ですね。
めざせ、テント泊!!!12キロ背負ってピークハントできる体力を身に着けるんだ!!!
今は7.5キロが精一杯。これでも、だいぶ背負えるようになったんですけどね。
一歩一歩。少しずつ。前進あるのみ!!!
あと、疲れない歩き方。
これは、足の運び方というよりも、姿勢が大事なようです。
正しい姿勢を常日頃からできると、自然に、楽な山歩きにつながるといった内容でした。
現代人はみな、猫背!!!山道は下ばかり見ずに、視線は前を見るように心がけましょう。
転ばぬように、足元ばかり見てしまいがちですが、人間は、前を見て入れは、足物も自然と視界にはいっているそうです。
よっぽどの岩場でなければ、下ばかり見ずに歩く訓練をしましょう。
山登りとは、ただ登ればいいスポーツですが。
そこには、ルールやマナー、道具の使い方。体力温存のテクニック。もしもの時の備え。
たくさん学ぶことがあります。
そして、そんな学びは、山ではなく、普段の生活にも役に立つこともたくさん。
子育てにおいても、為になることばかりです。
そこまで考えて始めたわけではない山登りですが。
絶景を拝む。達成感を味わう。そんな楽しみとはまた別な学びがたくさんありますよ。
そして、素敵な出会いもありますよ。
~余談ですが~
私が初めて登った山は25歳の時の磐梯山(学校の遠足は除く)
メンバーは、当時まだ交際中の今の旦那さま。共通の友人である今のやんこの夫SPEDY(まだやんこと付き合う前)。女友達2人。計5人のパーティで、観光旅行ついでに登った磐梯山。
11月の連休だったような。
山の知識なんてなんもない5人が、紅葉きれいだろうから山でも登ろうか??っと、Gパン、スニーカーで登ったあの時の軽率な行動は、振り返るとお恥ずかしいばかり。
山小屋のおじさんに標高2000メートル近い山に、裏山に来るような格好してくるもんじゃない!!っと怒られたのを覚えています。何もなかったからよかったものの、レインコートも持たず、11月の磐梯山で雨にでも降られたどうするつもりなんでしょうか。
無知とは恐ろしいです。
そして、全く体力がなかった私は、軽い高山病になり。頭がガンガン、ふらっふらして全然足が動きません。
当時の彼氏である、旦那さまに、背中をおされ、いちにいちにっと声をかけてもたって、みんなに遅れてやっとこさ、ゴールしたのを覚えています。
人間性って、山に行けばわかる。っとよく言いますが。
わたしは、旦那さまのやさしさが本物だと知った貴重な体験でもありました。 ← はい、のろけですwww
愛読している親子山学校のブログにこんな記事が
山と婚活
無謀な山登りだったけど。私が、人生の選択を誤らないですんだのは、あの磐梯山があったからかもしれません。後に一緒に登った友人からあのとき二人は結婚するだろうなぁと思ったよ。といわれました。
これから、人生のパートナーを見つけようとしている方、ぜひ一緒に山に登ってみてくださいね。
下山後、気圧のせいで鼓膜が内側に入ってしまう現象に悩まされ(耳に水が入ったような状態)、医者に手術しか治る方法はないと。
いわれたが、1か月後、サウナで耳抜きしたら治ったwww
が、あの時2度と山登りはしないと、誓ったやぎまる子でした。
私は、極度に高所に弱い人間なのです。そして、えらそうに山レポを書いていますが、ショーもなく、危険な山歩きをしていた時期があったのです。
何を言いたいかというと。
みんな初めてがあったのです。
そして、アクティブさでは、だれにも負けない自信はありますが。
体力は全くなく、気圧の変化に弱い体質の私。
つまり、あなたも、今からでも、始められますよーーー!!!
ってことですwww
しっかり知識と経験を身につければ、いつかはきっと3000メートル級の山にも行けるはずです。
一歩一歩。前進あるのみ。
夢は大きく!!!!
こんなてきとーーブログを見て、ひとりでも山に行ってみようと思ってくれる人がいたら、わたしゃ、うれしーーーの極みです。
話を戻します。
山荘のわんこたちと戯れます。
冬に来たときは、ウニという老犬がいたのですが、この春に永眠されたそうです。
かほすけが、ウニの散歩に行くのを非常に楽しみにしていたので、とってもとっても悲しいです。
山口さんのブログをみて、号泣しました。ウニ安らかに眠ってね。
そして新たな仲間、コハダを迎えて、再出発ですね。
たくさんのことを教えていただき、おいしい料理をいただき、浮遊写真を撮ってもらいww
また来ます。すぐに来ますっと、サヨナラをし。
下山です。
この時間になると、湿原は人がいっぱいですが、沢入登山道にはほとんど人はいませんでした。
静かで歩きやすい山道です。
トレッキングシューズの履き方を教わったので、足取りがまー軽いこと。こんなにちがうんだなーー。
とっても、楽しくて、お花が沢山で、おいくて、勉強になった山行でした。
そして14時登山口着。
17時半から長男Rは、習い事のスイミングに行くそうです。
子供の体力は、∞ですね・・・
お、し、まい
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