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2015年02月10日

秋の入笠山(前半)

2014年10月12日(日)~13日(月) 晴れのち雨 1泊2日
入笠山登山 マナスル山荘本館泊



紅葉狩りをしに、入笠山へ。
この、行楽シージンにどの山に登るか、いろいろ考えたのですが。
2年前に登った茶臼岳にもまた行きたいと思っていたり。また、車中泊ができるなら、乗鞍岳にも行ってみたいななんて。
だんだん、山登りも欲が出てきますね。

リサーチしてる最中、御嶽山の噴火のニュース。
これはただ事ではない。いろんな記事を読みあさり、私なりに考えた結果。
子連れの活火山はやめよう。っということで。

お盆休みに麓まで来て、雨がやまずに登れなかった、入笠山リベンジ!!!
山頂付近にマナスル山荘という山荘があって、そこはどうやら小さい子供でも気軽に宿泊できるらしく。
前からチェックしてたのです。

標高1900mの山に泊まれるなんて、すてき。
山小屋と違って、冬以外はお風呂もあって、部屋も個室です。
キャンプも山登りもたくさん体験させてきてるけど、山荘に泊まるなんて、なかなかさせてあげられない。
山で見る、満天の星なんて、最高だろうなーーー。っと。キラキラ妄想を膨らませ。。。。

入笠山に泊まりで登りに行くことにしました。

今回は、登山部のお友達1名と我が家3人です。
ただ、台風が近づいている予報が出ていて、直前まで行くか行かないか悩みました。
1日目はお天気が持ちそうだったので、2日目のトレッキングはあきらめることで、決行!!!

いつもなら、少しでも天気の不安があると、パパは後ろ向きな判断しかしないんだけど、今回は何か違う!!!
あめでも、カッパ着て歩けばいいし!!!っと。だんだん山男に近づいてきてるじゃないか。関心関心。

いやいや、そーではないのです。目的は
山荘で16時~20時までアルコール飲み放題!1500円!!!!
山小屋って、水1本300円とか、当たり前の世界なのに、なぜかなぜだか、飲み放題1500円。しかも4時間!!!!

私は飲めないので、あまり関係ないのですが、パパの頭はもう、酒酒酒。。。。

雨でも、山の上で酒飲めるなんて、いいじゃん。ってな具合です。
確かに、他にはない、ロケーションです。

ちょっぴり遠い居酒屋に、飲みに行くぞ!!!的な、ノリのパパと
最高の景色を見に行くぞっというまる子と
おやまにお泊り楽しいなっというかほすけと
よくわかんねーけど暇だから俺も飲みに行くわっというI君と
4人の入笠山紀行。はじまりはじまり。


6時前に、出発!!!諏訪南ICで下り、富士見パノラマリゾートを目指します。2時間半くらいで着いちゃいました。
入笠山はゲレンデがあって、マナスル山荘は、ゲレンデのうえです。ゲレンデ駐車場に停めゴンドラにのっていきます。

9時からしかゴンドラが動いていないので、あんまり張り切って早く来てもダメですね。
ちなみに、入笠山はほぼ1年通してマイカー規制を行っています。ただ、マナスル山荘に宿泊すると伝えれば、車で上まで行けるそうです。
知らなかったので、ゴンドラで上がりました。

ゴンドラ駅からマナスル山荘まで、歩いて約30分。
途中、入笠湿原を抜け、

秋の入笠山(前半)



かほすけと、あーだこーだいいながら歩いたので、小一時間かかりました。

荷物を下し、早めの昼食をとっちゃいます。
身軽にして、山歩きできると、やっぱり楽ちんです。

歩くコースは、オーナーの山口さんにアドバイスいただき。

マナスル山荘 → 入笠山山頂 → 大阿原湿原 →テイ沢 →高座岩往復 → 入笠牧場 → マナスル山荘

このコースをあるくことにします。

出発11時。帰宅目標16時。
帰宅目標の根拠は・・・・日暮ではありません。フリードリンク開始時刻ですwwwww

いざ、しゅっぱーーーつ。


山頂までは、約40分くらい。あっという間に着いちゃいます。
おなか一杯だったので、足取りは重たかったですが。

いやぁぁぁぁぁぁぁ。想像以上の絶景!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

秋の入笠山(前半)

秋の入笠山(前半)





360度、山山山。しかも、名だたる山が、そびえたっています。
後から知りましたが、どうやら日本100名山の中の31座が入笠山から見ることができるみたいです。
それもそのはず。
富士山、八ヶ岳連峰、南アルプス、中央アルプス、北アルプスが見えるのです。
この日は、見事な雲海が広がってて、まぁ幻想的。

秋の入笠山(前半)


秋の入笠山(前半)


ため息出ちゃいますね。

御嶽山の噴煙もはっきり確認することができました。

秋の入笠山(前半)


今もなお、取り残されている方がいらっしゃると思うと、たまらない思いです。
私は特に、子連れなので、より一層、危機管理能力をつけて、山に登らなければと。
甘い考えの、自分を戒める山岳事故でした。
自然の驚異。恐ろしくも美しいその力に魅せられて、人はまた、山に挑む。

「悲しいことがおきるのが山の半分、楽しいことがあるのも山の半分。ふたつ合わさって山なんだよ。生きるのも死ぬのも半分半分。でもどっちを多くするかは自分で決めることだよ」

~映画「岳」より~

山とは、不思議なところです。




話は脱線しますが、3.4歳の頃はたいして体力もないのに、山に登ることが楽しかったのか、山に行くといったら、やった~っと着いてきたかほすけ。
5歳になると、体力は十分ついてきているのに、なんだかやる気が伴わない。
しんどい山だったら、ママとパパで行ってきていいよ。とか、お友達がいないと、いきたくなーーーい。とか。
お外じゃなくて、おうちでテレビ見たい。なんぞ、ちょっと前までじゃ考えられないような、もやしっこ発言も飛び出すようになってきたこの頃。

俗の楽しみを、知ってしまったんだろう。
楽することを、覚えてしまったんだろう。
山登りが、しんどいということを、体感したんだろう。

それもまた成長かな??なんて思ったりもしたんですけど。
じゃぁ、やめようかと、かほすけの気持ちに寄り添えない。
やっぱり、ちょっと納得いかない母。

しんどい思いをした先に、喜びが待っている。
がんばった人にしか、見えない景色がある。
ゆっくりでも、あきらめなければ、必ずゴールにつく。
重たい荷物は、全てあなたの大事なもの。一つもかけたらだめなもの。荷物と仲良く一緒に登ろう。

っと、声をかけ続け。山とは人生だ!!!っと5歳の娘に、説教wwww

けれど、かほは、山が好きなわけじゃないよ。っと。はっきり言われちゃいました。

ところが、この間、山登りに行く予定が、私が風邪をひき、朝になって今日はいけないと、ドタキャン。
かほは、ちょっと喜ぶのかな??なんておもってたんだけど。
号泣。
お山のぼり、行きたくないんじゃないの??って聞いたら。

登りはしんどいから嫌い!!!!でも、かほは、自分のために、がんばりたいんだ!!!!っとまた号泣。

母の、5歳には無茶な人生論を、しっかり理解していたのかな。
いや、多分、私の言葉じゃなく、自分の体で体感してるからこそだなと。

胸が熱くなった、出来事でした。かほすけも、きっともう、山の虜だな。




すみません。余談でした。

さぁ。

一杯、お茶をいただいて。先がありますゆえ、大阿原湿原へと進みます。


長くなったので、2部構成にします。
後半へ続く。




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この記事へのコメント
ちわっす。

うひょー、凄い雲海 @O@

ワタシも一度ぐらい見てみたいですなぁ・・・

にしてもかほちゃん @O@

ワタシはもやしッ子だったので余計に(爆爆爆爆)
Posted by GRANADAGRANADA at 2015年02月10日 17:03
GRANADAさん

コメントありがとうございます。
雲海は秋から冬にかけて、夜と朝の寒暖の差が大きい時にみれるらしいですよ。
この山だったら、GRANADAさんでも登れます、つくばさんよりらくちん。
Posted by やぎまる子やぎまる子 at 2015年02月10日 17:07
入笠山って100名山?

マナスル山荘の飲み放題・・・謎だけど魅惑的。
これはだんなGも食いつきそ・・・
今年は絶対行ってみたい!

にしても、まるちゃん、5時からの登山って(;´Д`)
旦那さん心配するの分かるよ~

これぞ正真正銘の山女!
かほすけにもその精神は脈々と受け継がれているよ!
Posted by パープルレイン(パーポー)パープルレイン(パーポー) at 2015年02月12日 14:14
PAPOさん

おへんじおそくなりました。
100名山ではないのよ。
300名山には入ってるかな。

花の100名山だよ。←花のは余計だ!!っとGの突っ込みが入りそうwww

けど、ぜひ登ってみて。

6月はスズランが有名だよ。


日昏の女一人歩き。
私、信用ないからwww
いつも、無謀なことばかりして危ない思いしてるのに、懲りないやつ。

けど、たぶん大丈夫www
無茶するときは、かほすけ道連れにしなければ、パパも放置www
Posted by やぎまる子やぎまる子 at 2015年02月17日 16:09
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