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2014年05月19日

鍋割山登山

2014年5月3日 晴天
鍋割山登山  



コース
スタート★寄大橋[433m] ― 雨山峠[957m] ― 鍋割峠[1087m] ― 鍋割山山頂[1272m] ― 後沢乗越[8000m] ― 栗ノ木洞山頂[908m] ―櫟山頂[810m] ― 寄大橋[433m]

の、はずだったのですが・・・・・・・


今回は、久々大人登山。
友人5人で登山部と名をつけ、とはいっても、年に1度くらいしか登らない名ばかりの部活がありまして。
昨年、富士登山を登頂してから、活動休止www

なかなか休みが合わないのを言い訳に、緩い活動をしております。

本当は、丹沢山に挑戦する予定だったのですが、寸前で、ビビり。少し標高を下げて、昨年登った鍋割山に、コースを変えて挑戦してきました。




GW初日、渋滞を避けるため、4時に自宅を出発。
最初はすいすい首都高を抜け、順調でしたが、さすがGW!!!!
東名に入ったくらいからガッツリ渋滞・・・・・
登山口の駐車場台数に限りがあるため、もたもたしてる場合じゃない!!
横浜あたりで、下道に変更。
結局、目的地着は7:30しした。

駐車場も半分くらいはあいていたので、ほっと一安心。



8:00 寄大橋 しゅっぱーーーつ!





このゲートの向こう側が登山口です。


しばらく行くと、登山道の看板があるのですが、そこに何やら気になる張り紙が。。。

雨山橋、通行止め。。。。。。。

????

雨山橋って、雨山峠の手前なのか??
山頂にいけないってことか??よくわからないので、書いてあった番号に問い合わせの電話をしてみる。
まだ担当者が来ていないので、詳しい情報がわからないとのこと。
んーーーー。待っていても仕方ないし、登っている人を2組くらい見かけたので、とりあえず、登るか!!!
っと、楽観的な我が登山部。

いざすすめええええええ!!!

まずは、雨山峠を目指します。





沢渡りをしながら進んでいくルートで、人気の鍋割山ですが、マイナーなコースのため、人とほとんどすれ違いません。
案内板がある個所もありましたが、
木にピンクのリボンがついていたり、岩に〇印がついいたり。
自分たちで、目印をたどりながら、道を探すという、なんともアドベンチャーなコース。
どきどきわくわく!!!!








そして、なんとも新緑がきれいなこと。
GWの丹沢は、本当に美しい。





マイナスイオンたっぷり。
程よく汗をかき、きれいな空気をたくさんすって。
最高の朝です。
最高でした、さっきまでは。。。。。
アドベンチャー気分を楽しんめたのは束の間。

どこで道を間違えたのか???

開けてはいけない扉を開けてしまったのは、この私でした・・・・・
さぁサバイバル登山の幕開け。


鹿よけのフェンスと、管理用の扉があって。
扉の手前と、扉の先に、今までたどってきたピンクのリボンがあったのです。

この写真は、現場のものではないですが、こんな感じ




一歩踏み込めは、登山道なんでものは全く存在しないだだの傾斜・・・・
旦那さまは、これは道じゃない!!!
まちがってない??って何度もいっていましたが。

いや、リボンあったし、いけるんじゃない??

っと、またしてもなんとも楽観的で安易で危険な考えの私。。。

いけばわかるでしょ。っと、まず進んでみたのが最後。
登ったら降りられないくらいの、傾斜と足元のわるさ。
砂利が、たくさんあり、足もとが安定しないんです。
踏み込むたびに滑る。
そして、落石。。。最初はまだ、木がたくさん生えていたので、木の枝、根っこをつかみながら登れたんですが。。。。




だんだん、傾斜は激しくなるばかり。
ズームで撮ったのがこれ。


実際はこれ。。。



しかも、写真に収められてるときって、両手を離せる余裕があった時で。

こんなの序の口です。

ほとんどが、四つ這いにならにと立っていられないほどの傾斜。
傾斜だけならまだよかった。
岩がもろい地盤で。
岩をつかむだけで、砕ける。
そして、砕けた石が、落石。
上にいたもう一組のパーティが(私たちにつられて、コースを間違えたっぽいです。ほんとすいません)
歩くたびに、石を落とし。
小さな石が、転がるうちにだんだん大きな石に変わり、最後はタライ級の岩が

ドーーーーーンドーーーーーーン
っと。殺人岩となって落ちてくる。


まじで、命の危機を感じる瞬間。。
そして、足元が悪いため、もし自分の頭上に降ってきても、身動きが取れない恐怖。
途中から、あまりに非日常的な環境に笑いがこみあげてきて。。。。
わたしって、こーゆーとき、笑っちゃうタイプの人間なんだって、わかりました。


命からがら、落石の危機を脱して。
滑落の危機を乗り越え。





どれくらい登ったんだろう。たぶん500mくらい、クライミングしたんだと思います。
傾斜が緩み、腰を掛けられる場所に行って、振り返ると。

180度大パノラマ。





写真いまいちですが。。
これは感動。めちゃくちゃきれいで、もう、この大自然の中、自分達しかいないっていう。

そして、自然の雄大さ。自分のちっぽけさを肌で感じるわけで。

わたし、生きてます。




一息つき、だんだん傾斜が緩やかになってきたころ。





人がいたぞ――――――!!!!!!!!


旦那さまの叫び声が!!!


イスがあるぞ――――!!!

道ががあるぞーーーー!!!!!



どうやら、一般的な登山道に合流できたようです!!!!

もう、それはそれはうれしいこと。ありがたやありがたやです。



なんぜ、人気の鍋割山。GWで登山客はわんさか。
ちょとした、休憩所で腰を掛け休んでいる登山客にとって、
山奥から泥だらけ、へろへろで登ってきた4人が、どう映ったのでしょう。。。
軽く遭難ですね、、いや、迷っていはいません。
最後までピンクのリボンをたどってきましたからwwwwww


とにもかくにも、無事に山頂につけるという安心感のなか。
安定した、階段のある登山道を、登り。
無事に山頂についたのは。


12:00 鍋割山山頂  所要時間約4時間 


んーーー。予定時刻を1時間オーバーしましたが。



4人無傷で登頂成功。
鍋焼きうどんで有名な山ですが。。。。 





山頂めっちゃ暑いし。
もーーー鍋焼きうどんなんてどーでもいい。
無言でカップラーメンをすする4人。 

 



景色を眺める余裕も、写真を撮る余裕もなく。
だた、寝転がる。









帰りはちゃんとした道で帰ろうと。
不本意ではありましたが、かなり遠回りの縦走です。
仕方ありません。山をなめると恐ろしい結果がまっています。
なにより、安全なルートを。。。
後沢乗越から栗ノ木洞山、櫟山を縦走して、下山。






17:30 寄大橋  所要時間約5時間半 



トータル9時間半。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


お疲れ様、わたし。


いやぁ、いろいろ勉強になった登山でした。
一生の思い出ができました。
そして、決めたのです。
地図とコンパスを読む勉強をしよう!!!!っと。



山をなめてはいけません。


そして、ますます山の魅力に取り込まれていったやぎまる子でした。





追伸:翌日、翌々日の筋肉痛は、富士登山以上のものでした。


そして、帰宅後改めて自分の歩いた道のりを調べてると







地獄崩????????????????????????


確かに。


どうやら、登山上級者が個人的に腕を試すために開拓したルート。

バリエーションルートの目印をたどってきてしまったようです。

目印のリボンの色、変えてもらっていいいですかね????








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この記事へのコメント
こんにちは~

あぶなかったね~。

でも、無事にご帰宅なによりです。

私も方位磁針と本を買いましたが、

まだ読んでません。使いこなせないとね~。

地獄崩って名前すごすぎです・・・。
Posted by magugumagugu at 2014年05月20日 12:36
maguguさん

こんにちは。
方位磁針と本!!!独学じゃむずかしいんですかね??
やっぱり、レクチャーしていただける誰かと、一緒に登のが一番早そうだ。

地獄崩、名付け親に乾杯ですよ!!!!
Posted by やぎまる子やぎまる子 at 2014年05月21日 11:40
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